2013年6月28日金曜日

ブレスレッドに馳せる人の心

雨の降りしきる日、
お約束をした日に我が家を訪ねてきた一人の女性。
「前に造ってもらったブレスレッドが切れてしまったので、
新しいものを作って欲しい」
そんなメールでのご依頼から始まった再会でした。
今回、作成のブレスレッド
 お互いに手を握り合い、
長くも短くも感じられた約1年1か月ぶりの再会。
異口同音に「痩せた?」
労いあうような言葉を発端にこの日までの1年を
振り返る会話から話が進んで行きます。

彼女は私達が川越に移り住んでから5年ほど、
身近にいた方でしたが、
昨年、白血病の診断を受け、
自宅で闘病生活をすることになりました。
 自覚症状はほとんどないのに、
気にしなければならない日々の血液検査。

ご自分にとって最良の治療を行ってくれる
病院を探し、診療情報提供書を持って
あらゆる病院を訪ね歩いた日々。

肺炎を患い、1か月の入院を余儀なくされた時間。

抗がん剤を服用し、
時には輸血も受けながら通院を重ねた日々。

ご家族や友人の皆様に支えられてきたのだと、
お話をして下さいました。

「ブレスレッドをつけていると、なんとなく落ち着くの」
静かな石達の響きを何となくでも感じ取ってもらえていたのは、
本当にありがたい事です。

ひとしきりお話が出来た所で、
いよいよブレスレッドの石の選択に入ります。

私は、石の効能や意味は初めからお伝えすることはありません。
どうしても目に留まる光や色を持った石を選んで頂きます。
しかし、なかなか彼女は石を選べません。

私は先ずヘマタイトの一対を提案してみました。
そのあとは、選べないと言いつつ石を見つめる彼女の視線や
会話からこの石は?と確認をしていきました。
Oリングテストやダウジングを使っても良かったのですが、
親しくお付き合いをしてきた彼女の心に私も寄り添ってみることにしました。

出来上がったのは
ヘマタイト、ルチル、レッドタイガーアイ、トルマリンを
ポイントとしたブレスレッドでした。
今こうしてブレスレッドを振り返ってみると、
心身のエネルギー、気と言った物の
流れ円滑さと増幅がテーマの石のように思われます。

ゴムを通している間に、
石の本を見て頂き、選んだ石にどんな由縁があるかを
読んで頂きます。
「消耗・エネルギーの欠乏」への関与、
「甲状腺のバランス」(彼女は膠原病も患っているため)
「不安と圧迫の軽減」
幾つものキーワードが彼女の中で当てはまったようです。
 完成したブレスレッドは流水で清め、
セージのスマッジングをしてから
彼女の手首に通してもらいました。

涙を呑んだような声で「ありがとう」と
一言行ってくださった瞬間が忘れられません。

「病気と付き合って前向きに生きていきたい、
いつ何が起きてもおかしくないけれど、
悔いを残さない生き方をしたい」

繰り返し私に語ってくれたこの言葉。

死を覚悟した彼女から発せられた言葉。
限界がある事を分かっているからこその輝き方。
勿論、どこかに不安や悩みも少なからずあり、
その葛藤を幾度も重ねているのかも知れません。

しかし、そんな彼女の心の響きに
このブレスレッドが呼応してくれたら嬉しいと祈るばかりです。

前向きに生き「ねばならない」
そんな風に思った時は、ちょっと頑張りの糸が張り詰める時。
糸を緩める事も時々は必要だから
そんな時はまた会いに来てくださいね。

次なる再会の約束を交わし、
彼女はブレスレッドをつけて我が家を後にしました。

彼女が帰った後、
久しぶりに私も自分自身のブレスレッドを
作りたくなりました。
心の思うままに石を選びました。
スマッジング中
 ブルータイガーアイに天眼石、
ホワイトジェイドにレピドライド、
と、いう事は…w
このブレスレッドのメッセージはまた今度、
じっくりと自分で石の本を読み解くことに致しますw。

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