2013年6月14日金曜日

忘れ難き神域 大瀬神社 神池

「琵琶島」とも異名を持つ大瀬崎。
神様が海底からこの土地を別の所から引っ張ってきた、
 そんな伝説があるような小さな半島。
 その御祭神「引手力命(ヒキタチカラノミコト)」」。
駿河湾漁民の海の守護神とされていているそうです。
 雄々しい神様が祀られているにも関わらず、
静かな静かな神社の雰囲気。
天狗?
木々に囲まれ、島の高台に静かに佇むように
その拝殿はありました。

 神社の至る所に天狗のシンボルがあるのですが、
この引手力命とどんな関係があるのか…?

静かな空間の中で静かにご挨拶をさせて頂きました。
そして…、 
富士山が見えました!
 神社を降りて海沿いに出ると、
遠く霞みながらも富士山の姿を見とめました。
自分の眼で雲を被っていない富士山を見るのは初めて。
周囲の空の色と溶け込みそうになりながらも、
やはり日本一のお山に美しさを覚えずにはいられません。

大きく美しい富士山を撮る日が来ることを願いつつ、
再び森の中へと戻ります。
うねるような木の幹
 しかし、森と言っても一般的な木々ではなく…、
全国的にもとても稀なビャクシンが群生する樹林。
 樹齢を重ねるほどにその姿はらせん状に捻じれて
うねりを増していくのだとか。
海風の影響もあるのでしょうか。
風に逆らわないように、捻じれながら仰け反っているものもあります。

壮観なだけでなく一つとして同じどころか
似通うことの無い其々のビャクシン。
長い長い時間をかけて、
何か、大きな力のようなものを
表現しているかのようにさえ思いました。
ご神木、夫婦ビャクシンとも
樹齢1500年と推定されるビャクシンのご神木です。
その幹の太さ、他のビャクシンに比べて、
やはりどっしりと大地に根差したようにうねりながらも、
真っ直ぐに天と地の間に立っています。

ご神木はまだまだ元気
 その幹の間からはまだ枝葉が伸び続け、
静かに確実に生きるその生命力の強さを
教えられたようでした。
神池
そのご神木から程なく辿り着いたのは「神池」。
ここは海に近い池であるにも関わらず、
約3万もの淡水魚が生息する池。
鯉、殺到!
富士山からの伏流水が流れてきているとも言われているそうですが、
池の調査をしたりその中の生き物を獲ると祟りがあるとされて、
その詳細は分かっていないそうです。

そんな池の中に、私の胸ポケットから、
スマホが池の中に滑り落ちてしまいました。
「ドボン!」と言う音と共に…。

この神の池に…。
こ、鯉…。
社務所には土・日曜日しか人が来ない事が明記されていたのと
近くには何か拾い上げる道具が見当たらない。

覚悟を決めて池の中に入ろうとした私を制したのは、
一緒にいたPhotographer:中武。
Tシャツと下着一枚になり、神の池へ…。

 無数の鯉に囲まれて、
一瞬、その感触に複雑な表情を浮かべていましたが、
直ぐにスマホを拾い上げてくれました。
(大いに感謝…!)

救出後のスマホ、とにかく全部開放
汗ばむくらいの陽気の中、
スマホやヒトの脱水処理を行うため、
しばらく池のほとりに留まり…、
その間、

神池へお騒がせした事を深く謝罪し、
無事にスマホを拾い上げさせてくださったことに感謝をしました。
最中の皮のようなものの中にエサが入ってます
 鯉の皆さんには、
「驚かせてゴメンね」と
池の側にあった自動販売機からご飯を買い求めて、
差し出しました。
す、凄い勢い…
 ゆ、許してもらえますか…?
とんだハプニングを起こしてしまった大瀬神社の神池。
池が静寂を取り戻したところで、
私達も神池を後にすることにしました。
しばらくは忘れる事の出来ない思い出を残して…。
リスクは持つこととなりましたが、
今のところそのスマホは問題なく作動しています^^;

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