2012年9月27日木曜日

不思議箱

相も変わらずバトルごっこのけだまとおたまです。
おたま「カプッってるすわよ!」
けだま「わっ!?」
 そんなバトルごっこを一休みして、
おたまが気が付いたのは、透明な箱でした。
おたま「あら。何かしら?」
その先が見えるはずなのに、
何だかちょっと不思議な事に進めません。
おたま「先に行けないわ」
 悩んでいます。
おたま「えええっ?」
 この不思議空間に、さすがのおたまもビックリしています。

おたま「一体どうしてなの!?」
 思わず、引っ掻いて暴れてみました。
けだま「おたま、どうしたの?」
おたま「けだまお兄ちゃん、ここがとても不思議なの」
 不思議箱を探索しているおたまに、
けだまが話しかけます。
おたま「見て!お兄ちゃん!!」
けだま「ふぁぁぁ~、不思議だねぇ~」
 とりあえず相槌を打つけだまです。
おたま「…、聴こえてた?けだまお兄ちゃん?」
けだま「ん・・・、マズイ空気かも」
けだま、軽いさっきを背後から感じます。
けだま「そうか、これが不思議箱…」
おたま「入ってみて!」
 けだまもちょっと興味を示して、
箱のチェックを始めました。
おたま「こうやって入っても、出られないの」
けだま「本当だ~」
 おたまが見本を示します。
けだま「あっ!出られないよ!」
おたま「そうでしょう!?」
 ようやく、けだまもその不思議さに驚きます。
けだま「何だか狭いぞ」
 おたまよりももっと、その不思議さに興味を示したけだま。
けだま「えいっ!!!」
 頭の毛を潰しながらも
果敢に出口を探すけだまです。
「ここから出られそうなのにぃ~」
 隙間を見つけますが、
狭くてお鼻がちょっと出ただけです。
けだま「ここなのに…!」
 その努力に金賞をあげようね、けだま。
けだま「はぁ、不思議な箱だ」
何となく見えているようで透けている不思議な箱。
しばらく飽くなきイタチの探求が続くのかも知れません。

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