2012年2月4日土曜日

廓然無聖

かくねんむしょう : 雲一つない空を想像してください

」という字には宗教的に価値があることを指します。
ちなみに仏教に限らずキリスト教でも「聖マリア」などと書き、
神の声を聞くことのできる人を「聖人」と呼ぶようです。

廓然 とはカラッと晴れた雲一つない空のこと。
何もないことをもっと強調して、
ついには「聖」もないんだよ と念を押している言葉が「廓然無聖」です。

この「廓然無聖」という状態が仏教の教えの根本。
一番大事なことなのです。

修行は何かを手に入れるのではなく、
何もいらない何も持たない状態を得るのです。

「廓然無聖」は仏教の最高の到達点ですから、
せめてイメージトレーニング
目をつむって高く青く澄み切った空を想像してください。
そこにあなたを悩ますもの、悩ます人、悩ます事が雲のようにポッカリ浮かんできたら、
一つずつ消してください。

煩悩や自慢や悩みのない心境になる才能は誰にも備わっています。

「ほっとする禅語」より引用させていただきました。ありがとうございます。

 雲ひとつない青空は本当にすがすがしい。
見上げる度にそう思います。
「聖」さえもなくなる境地に達するのはなかなか難しくても、
見上げた空の印象を思い出して、
「何もない」空を自分の心にも広げたいものです。




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