2012年1月31日火曜日

愛心

あいしん : 愛する心にもいろいろあります

愛別離苦というのは、
愛するものとはいつか辛い別れの時が来るということです。

愛する心は煩悩の最たるものだから、
仏教修行では断てとか捨てろと言われます。

深愛の心愛し敬うこと、慈愛といえばその限りではないので、
差別を生む愛を敬遠しているのです。

愛する人ができると、愛さない人と区別するようになるということです。

人を愛した途端に執着が始まります。
愛する人を失いたくない、愛する人と一緒にいたい。
ほかの人が邪魔になる。
みなさん、覚えがあるでしょう。

亡くなった夫が妻への愛を捨てずにいたが、
妻も亡くなった夫への愛を断ち切れずに悲しんでいた。
亡夫は僧から「妻のために愛心を断て」と諭されてその通りにし、
極楽浄土に行ったという話が伝えられます。

愛する人のため「愛心」を捨てる。
執着しないとは、そんな境地も生むのです。

「ほっとする禅語」より引用させて頂きました。ありがとうございます。


色々な「愛」の形があります。
執着のない広い心の愛、
この世に生きる私たちには大切に思えばこそ難しい課題ではありますが、
独りよがりにならない愛の形が見いだせれば楽になるのでしょうか?

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