2012年1月13日金曜日

一日不作 一日不食

いちじつなさざれば いちにちくらわず:働き溜めはなし 食い溜めもなし

「働かざるもの食うべからず」に見えますが、
これはそんな命令ではありません

人は労働することが一番大切なことなので、
それが出来ないなら食べることは出来ない、と言う自らを律した自発的な言葉。

しかし、現代社会で食べられないことを想像するのは難しい。
せいぜい稼ぎが悪いと好きな物が買えないくらいが実感です。

禅のお坊さんにとって労働は一番大切な修行なので、こんな禅語が生まれましたが、
私たちにとってこの言葉からもう一つの教えが見えてきます。
それは、わざわざ不作不食に「一日」とつけてあるところです。

一日働いて一日分食べる。
次の日も、一日働いて一日分食べる。
快眠快食快便で色々なものを溜め込まず、労働も溜めず、食も溜めず、
毎日を勤勉に暮らすことが、精神的にも肉体的にも健康でいる秘訣なのです。

「ほっとする禅語」より引用させていただきました。ありがとうございます。

「バランス」や「調和」、「循環」、「ゆらぎ」という単語がイメージとして浮かんできました。
様々なことに対して、完璧・貫徹することを美徳とする人もいますが、
色々なものを抱え込みすぎて、
本人も気づかずに心か体に「歪み」を生じさせてしまう事が多々あります。

疲れて凝ってしまうのは、肩や腰の肉体だけではない。
心も「かたくな」になってしまいます。
何事も溜めず、程よく循環させ、固執することがないよう、
労働を含め日々の活動をできれば、この言葉の意味することを体感できそうに思います。



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