2012年1月9日月曜日

阿吽

あうん:相手をバカにしてちゃ生まれない呼吸

「ものごとのABC」、「そんなことはいろはの、い、だよ」そんな言われ方があります。

阿吽の意味は、
 阿は万物の根源。
 吽は一切が帰着する智徳。 
最初と最後の音であり、あいうえおの「あ」と「ん」と一緒です。

始まって終わる、ものごとの全てがこの二音で表されています。

「あうんの呼吸」とは「あ」と「ん」の間に余計な邪魔が入らない、息があった様子のこと。
この呼吸は極めて自然。
口を開ければ「あ」という音に、その口を閉じれば「うん」になります。

だから「あうん」は損得を考えた呼吸ではないのです。

相手のために「うん」と頷くことではありません。


物事が始まる時から終わる時までの呼吸が簡潔で、理屈や説明がいらない。

相手を疑ったり、バカにしていては決して生まれない呼吸です。

「ほっとする禅語」より引用させて頂きました。ありがとうございます。

神社・仏閣にお参りに行くと、
狛犬や仁王像が2体で一対をなしています。
よく見ると口と開いている方:阿形、閉じている方:吽形とがあります。
この対の間を通る時、私たちはこの「あうん」の息の中に入り込む事になります。

目を閉じて、その息の始まりと終わりの深さを感じる事ができるのかも知れません。

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